ワックスの塗り方&塗る範囲
■ワックスの塗り方 |
サーフボードの滑り止め 『WAX』について説明します。WAXは必ず塗ること!塗らないと滑ってしまいサーフィンはできませんよ。人それぞれの塗り方があると思うのでここではよく「WAXをツブツブに塗れない」という声を聞きますので『上手くツブツブができる』塗り方を教えていきますから参考にしてください。まず、ベースコートと今の時期(水温)にあったWAX(トップコート)を用意します。ベースを塗らない人もいますが最初にベースを塗ってからトップを塗ることを強くおすすめします!理由はWAXが剥がれにくくなるし、ツブがつぶれにくいことです。ある程度使っているとWAXは剥がれてきますが最初にベースコートを塗ると剥がれにくいです。それと、普通のWAXだけだと柔らかいのでツブがつぶれやすいですが最初にベースコートでツブツブを作ってるとツブの持ちが違いますしサーフボードにしっかりつくのでツブも上手くできグリップも良くなります。てなことでベースコートも用意しましょう!
では塗り方の説明です。
1:ボードを綺麗にする
まずは前のWAXをWAXコームで綺麗に落としましょう。前のWAXが残っているとつきが悪くなるのでWAXリムバーで綺麗に拭き取りましょう。
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WAXコームでWAXを落とす |
WAXリムバーでWAXを拭き取る |
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WAXをとった状態 |
2:ベースコートの角を使って格子模様を書く
赤い部分を使います↑
最初にWAXを塗る範囲にベースコートで格子模様を書きます(だいたい3~4cm間隔ぐらい)
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格子模様(3~4cm間隔ぐらい) |
格子模様にしたほうが線の部分、特に交わった部分が他より盛り上がっているのでその部分にWAXが多くつきやすくなりツブツブを早く作れるからです。
3:ベースコートでツブを作る
次にベースコートでツブを作ります。
↑今度はこの部分を使って全体に塗っていきます
「あんまり力を入れないように」て言いますが、ベースはある程度力を入れないと塗れないなので最初は結構ゴリゴリやって構いません。一箇所に偏らないように全体に塗っていきます。塗り方は横に動かさないでエンを書くように塗っていきます。そうしてるとだんだんツブツブというかマダラ模様になっていきます。マダラ模様になってきたら順調です。更に塗っていくとだんだんはっきりとツブツブになってきます。ある程度WAXがついてきたら力をゆるめていきます。
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⇒ |
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横に動かさない |
エンを書きながら塗る |
5分経過 |
15分経過(ベース完了) |
ある程度ツブができてきたらツブの山の上を塗り重ねていくイメージで塗ります。人によってかかる時間は違いますがちゃんとツブツブができたらOKです!
4:トップコートを塗る
次はいよいいよトップコートです。
↑赤い部分を使います
トップコートはやわらかいからすぐつくので軽ーくこする感じで塗ります。(力を入れすぎるとツブが崩れるので注意!)ベースコートで作ったツブツブに重ねていく感じです。全体にまんべんなく塗れたら終了です。トップコートはだいたい10分程度で終わります。塗れたら手のひらでWAXの上をこすってみてきちんとグリップするようならOKです!
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完成 |
アップ |
しばらくはグリップが悪くなるたびにトップコートを重ね塗りしてやるだけである程度もちます。でもツブがつぶれてきたり、WAXのノリが悪くなってきたら塗り替えましょう。
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■ワックスの塗る範囲 |
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※ピンク色の範囲に塗ればOKです! |
※ロングボードはボード全体に塗りましょう |
塗り始めはパドリング時に胸がつく位置あたりから塗り始めます。1番大事なのは足をつく位置ですが、立つときに滑らないように両側のレール付近もしっかり塗りましょう!レール付近はあまり塗っていない人もいますが、初心者の方は塗るようにしましょうね。立つときツルっと滑ってこけちゃいますよ。あと、波待ちの時にお尻があたる位置にも塗っておかないとズルズルと位置がずれていくので注意!ワックスの塗る範囲は広めに塗っておけば困ることはありませんが、狭すぎて困ることがあるので少し余裕をもって塗りましょう。
デッキパットを貼っていない方は上の図の範囲以外にも後ろ足を置く位置にもちゃんと塗りましょう!
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